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YouTubeをはじめ、テレビや音楽ライブと活動の幅を広げているVTuber。
実際に、チャンネル登録者数200万人を突破したVTuberが誕生し、密かに憧れている方もいるのではないでしょうか。
しかし、VTuberになるためのアバターや機材が準備できず諦めてしまうケースも少なくありません。
本記事では、VTuberデビューするために必要な知識や準備について解説しています。
- 所属を選ぶ
- アバターを作成する
- 配信する機器を選ぶ
- 必要な機材をそろえる
- 配信する
上記のステップに沿って準備をしていけば、だれでもVTuberになれます。
スマホ1台の簡単な方法からLive2Dや3Dを使った本格的な方法まで幅広く紹介しているので、VTuberデビューの参考にしてください。

ぼくみたいな初心者でもVTuberになれるかな?



任せて!VTuberになる方法はたくさんあるから1つずつ説明するね!
VTuberへのステップ1.所属を選ぶ


VTuberには2つの活動方法があります。
- 個人勢VTuber
- 企業勢VTuber
企業に所属すれば準備やマネジメントといった豊富なサポートを受けられるため、アバター制作や配信の知識がなくても始められます。
ただし、倍率の高いオーディションに合格しなくてはいけないので簡単な道のりではありません。
配信経験があればオーディションに有利ということもあり、VTuberを目指す方のほとんどは個人勢からスタートしています。
個人勢VTuberのメリット・デメリット
個人勢VTuberのメリット、デメリットは以下の通りです。
個人勢VTuberのメリットは#自由度が高いことです。
配信内容やスケジュール、アバターといったすべての項目において制約がなく、方針や収益面で問題が発生することもありません。
個人勢のデメリットは、準備や視聴者が増えるまでにかかる期間が長いことです。
サポートがないため、機材の準備はもちろん配信に関する知識も独学で身につけなくてはいけません。



波に乗るまでの難易度は高いけど、操作方法や伸びるきっかけを掴んだあとは個人の方がメリットが大きいよ!
企業勢VTuberのメリット・デメリット
企業勢VTuberのメリット、デメリットは以下の通りです。
企業勢VTuberのメリットは、準備や宣伝を含めてプロデュースしてくれることです。
大手VTuber事務所では、個人事業主という形で契約し活動をサポートしています。
まとまった収入をもらえるので、仕事としてVTuber活動に専念できます。
企業勢VTuberは芸能人のように「所属タレント」になるため、個人勢ほどの自由はありません。
企業によって体系は異なりますが、SNSや配信、案件動画のノルマが設けられている場合もあります。
企業に所属する場合は、禁止事項も多くある程度決められた範囲での活動になります。



禁止事項を設けることで企業が炎上や違法のリスクから守ってくれているんだよ!
VTuberへのステップ2.アバターを作成する


VTuberとして活動するためにはアバターを作成しなくてはいけません。
アバターには2Dと3Dがありますが、値段や最適な使いどころが変わるため目的に応じて使い分けるのがおすすめです。
アバターの作成手段は以下の3つです。
- 2Dアバターを自作する
- 3Dアバターを自作する
- アバター作成を依頼する
アバター作成ツールを使えば、デザインの知識がなくても本格的なアバターが作れます。
とはいえ、ツールで作れるアバターにはクオリティの限界があるため、配信の質を高めたい方は専門知識をもつデザイナーに依頼するようにしましょう。
2Dアバターを自作する方法
2Dアバターとは、#2次元または平面で動くキャラクターを指します。
2DモデルやLive2Dモデルとも呼ばれており、実際の表情や動きを認識してイラストが動く仕組みです。
2022年11月現在では、初心者が簡単に2Dアバターを作成できるツールは開発されていません。
2Dアバターを自作するためには、レイヤーやデザインに関する専門知識が必要です。



どんなときに2Dアバターを使うのがおすすめ?



負荷が少ないからPCスペックが低い人におすすめだよ!
3Dアバターを自作する方法
3Dアバターとは、#3次元または立体で動くキャラクターのことで3Dモデルと呼ばれることもあります。
3Dアバターは専用の作成ツールがいくつも開発されており、知識がない初心者でも直感的な操作だけで本格的なアバターを作れます。
しかし、専門知識があるプロが作ったアバターとは可動域や動きの完成度に差があるため、自作したアバターに不満がある方は作成を依頼するとよいでしょう。



3Dアバターに向いているのはどんな人?



3Dアバターは初心者におすすめ!最近は企業VTuberも3Dアバターを使っているよ!
アバター作成を依頼する方法
知識や時間が足りない場合は、アバターの作成をプロに依頼しましょう。
実際に、VTuber作成を依頼できる4サービス574個の出品を調査した相場データを添付するので参考にしてください。
オーダーメイド | モデリングのみ | 完成品 | |
---|---|---|---|
2Dアバター | 約30,000円~200,000円 | 約30,000円~150,000円 | 約2,000円~300,000円 |
3Dアバター | 約40,000円~250,000円 | 約40,000円~200,000円 | 約4,000円~150,000円 |
本格的なアバターの依頼料は少し高額ですが、一度完成すれば数年に渡ってVTuber活動できます。
#完成品アバターであれば数千円から購入できるので、VTuberデビューを検討している方は安価なアバターを使って配信してみましょう。
アバター作成を依頼したい場合は、以下のサービスがおすすめです。
- ココナラ
- nizima(ニジマ)
- SKIMA(スキマ)
- BOOTH(ブース)
上記のサービスはVTuber依頼において人気があり安全に依頼できます。
各サービスの値段相場や特徴については、別の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
#参考# VTuber依頼できる4つのサービスと料金相場を紹介
VTuberへのステップ3.配信する機器を選ぶ


VTuber配信できる機器は以下の3つです。
- スマホ
- PC
- VR
もっとも一般的なのは#PCを使った配信方法です。
ここでは、機器ごとの配信方法について紹介します。
スマホでVTuber配信する方法
スマホでVTuberになる方法は3パターンあります。
- ライブ配信アプリ
- スマホのミラーリング機能
- PCと連携
スマホのみでVTuber配信をしたい方には、#ライブ配信アプリがおすすめです。
特にスマホゲームや雑談との相性がよく、スマホ1台で誰でも手軽に配信できます。



ライブ配信アプリならアバター作成も簡単だから初心者向きだよ!
PCでVTuber配信する方法
本格的にVTuberとして活動したい方はPC配信がおすすめです。
スマホに比べて手軽さは劣りますが、企業VTuberのような配信にはすべてPCが使われています。
特にゲーム配信では複数のソフトやタブを開く必要があるため、高性能のデスクトップPCが必須です。



動画編集もできるからVTuberにとっての万能ツールはPCだね!
VRでVTuber配信する方法
3Dアバターを使ってVR空間でVTuber活動をする場合もあります。
3DアバターとVRゴーグルがあれば、メタバースプラットフォームにアクセスして全身を使ったリアルなVTuber活動ができます。
しかし、ゴーグルやトラッキングセンサーを用意するだけで数十万円必要なので、VTuberの用途だけで購入するのはおすすめできません。



VRゴーグルは高額だし疲れやすいからサブとして使うのがおすすめ!
VTuberへのステップ4.必要な機材をそろえる


VTuberが最低限揃えておきたい配信機材は以下の通りです。
- Webカメラ
- モーションキャプチャーソフト
- マイク
- ライブ配信ソフト
- 動画編集ソフト
機材がなくても配信できますが、音質が落ちてしまったりアバターが正常に動作しなかったりと問題が起きやすくなってしまいます。
安い機材でも十分利用できるので、初心者のうちから一通り揃えておくのがおすすめです。
それぞれの機材について簡単に紹介します。
Webカメラ
Webカメラとは、撮影した映像をリアルタイムで配信するための機材で、表情や動作をアバターに反映させる際に必要です。
PCでアバターを動かしたい場合は必ず用意してください。
ノートPC備え付けのカメラも利用できますが、#5,000円ほどでトラッキング精度が格段にアップするので外付けWebカメラを購入しておきましょう。



実際の動きを反映させるVTuberにとって生命線ともいえる機材だね!
モーションキャプチャーソフト
PCでアバターを動かすためにWebカメラと一緒に利用するのがモーションキャプチャーソフトです。
FaceIDが搭載されているiPhoneや一部のAndroid端末では、アプリを使ってアバターを動かせます。
PC配信の場合、モーションキャプチャーソフトがなければ現実の動きや表情をアバターに反映させられないので覚えておきましょう。
マイク
VTuberに限らず、動画配信をするなら外付けマイクも用意しておきましょう。
PCやスマホに搭載されているマイクでも配信できますが、想像以上に雑音が入ってしまいます。
マイクの値段は数千円~数万円までありますが、初心者のうちは比較的安く購入できる#USBタイプのマイクがおすすめです。
ライブ配信ソフト
VTuberにとって#ライブ配信ソフトも大事な機材です。
ライブ配信ソフトを使えば、PCに映っている画面や音声をリアルタイムで配信できます。
企業勢VTuberにも利用されているのが「#OBS Studio」という配信ソフトで、VTuber配信には必須のアイテムです。
無料でダウンロードできるので、VTuberを目指す方はとりあえずダウンロードしておきましょう。
動画編集ソフト
VTuberとして動画投稿する際は、動画編集ソフトを使って視聴者が見やすい動画を作りましょう。
無編集でも投稿できますが、視聴者にとって見にくい動画はすぐに離脱されてしまうため必ず編集するようにしましょう。
最低限必要な編集は以下の通りです。
- テロップの挿入
- 効果音や音楽の挿入
- 補足情報の挿入
動画編集ソフトにはスマホ版とPC版があり、どちらも無料から有料まで数多くリリースされています。
スマホなら「CapCut」PCなら「Filmora」が無料で使えておすすめですよ。
VTuberへのステップ5.配信する


VTuberにおすすめの配信方法は以下の3つです。
- ライブ配信アプリ
- YouTube
初心者の方は、ライブ配信アプリかYouTubeから始めるのがおすすめです。
配信メインならライブ配信アプリ、動画投稿メインならYouTubeといった使い分けをするとよいでしょう。
どちらも難しい設定が不要で利用ユーザー数も多いため、#誰にも見られないという事態は避けられます。
VTuber3つの収益化方法


VTuberが収益化するための主な手段は以下の3つです。
- YouTubeの広告収入
- 投げ銭
- 企業案件
VTuberの収入として一番に想像されるのが投げ銭です。
しかし、投げ銭だけではお小遣い程度にしかならないため、動画投稿もあわせて広告収入や案件収入を狙うのがおすすめです。
#自分の商品やグッズを販売する方法もありますが、準備の手間やコストがかかるため個人勢VTuberにはハードルが高く簡単ではありません。



VTuberはお世辞にも稼ぎやすい職業とはいえないから、収益化にこだわりすぎないようにしよう!
YouTubeの広告収入で収益化する方法
YouTubeでは、収益化申請に合格すれば動画を投稿するだけで再生数に応じて収益化できるようになります。
視聴者が動画を見てくれるだけで報酬が発生するので、VTuberにおすすめの収益化手段です。
#YouTubeの収益化申請に合格するためには、最低限以下の条件を満たしていなくてはいけません。
- 公開動画の総再生時間が直近の12ヶ月間で4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
YouTubeの規定を満たせば誰でも申請できるので、VTuberとして#収益化の合格を目標にするのがおすすめです。
投げ銭で収益化する方法
VTuberの収益化手段として有名なのが投げ銭です。
ライブ配信ならではの収益化手段で、ライブ配信アプリでは投げ銭機能、YouTubeではスーパーチャット機能が実装されています。
ただし、投げ銭やスーパーチャットには手数料が設定されており、#全額手元に入るわけではないので覚えておきましょう。
企業案件で収益化する方法
配信ジャンルによっては、企業から商品やサービスの紹介を依頼されることがあります。
しかし、企業からの依頼を待つ受け身の収益化方法なので、誰もが企業案件を受けられるわけではありません。
企業案件は大きな収入源になりますが、人気になった先の収益化方法なので心の片隅に置いておきましょう。
【目的別】おすすめのVTuber活動方法


本記事では、VTuberになるための方法を複数紹介しました。
とはいえ、選択肢が多すぎると逆に迷ってしまいますよね。
ここでは、予算や活動内容に応じたおすすめのVTuberデビュー方法を紹介します。



結局どんな配信方法が向いているのかわからないよ



機材や目的によっておすすめの方法が変わるよ!
今すぐはじめたい初心者はアバター配信アプリ
初心者の方は、スマホのアバター配信アプリから始めるのがおすすめです。
配信アプリは、アバターや機材の事前準備が不要なだけでなく無料でダウンロードできるのも大きなメリットです。
また、ライブ配信アプリのほとんどは#初心者の配信が表示されやすい仕組みになっています。
専門知識が必要なアバター配信において、知識0の初心者が簡単にVTuberになれるのは配信アプリ以外にありません。
動画投稿メインの中級者はPC+YouTube
本格的なVTuberを目指している方は、PCを使って配信しましょう。
準備費用や配信の専門知識が必要になりますが、一度覚えてしまえば自由に動画をつくれます。
また、企業勢VTuberとして活動している方はPCを使った配信の経験者が多いため、配信経験や機器の操作に慣れていることがオーディションではプラスになります。
PCはできることの幅が広いため、#将来的に企業に所属したいと考えている方はPCで配信するのがおすすめです。
本気でバーチャルタレントを目指すならオーディション
VTuberとしての活動を仕事にしたいと考えている方は、#企業のオーディションに参加してみましょう。
今やVTuberはタレントやアイドルのような存在になりつつあり、大手から新規まで多くのVTuber事務所がオーディションを開催しています。
とはいえ、VTuberはまだまだ発展途上の職業であり手厚いサポートが受けられる事務所は多くありません。
もちろん簡単に受かるわけではありませんが、立ち上がったばかりの事務所がすぐに潰れてしまうケースもあるので、事務所選びは慎重に行うようにしましょう。
まとめ:自分に合う方法をみつけてVTuberへの1歩を踏み出そう!
本記事では、#個人でVTuberになる方法について詳しく解説しました。
VTuberになる方法は複数あり、予算や配信内容ごとに最適な配信方法が異なります。
最後に、VTuberになるための5ステップを再度紹介するので参考にしてください。
- 所属を選ぶ
- アバターを作成する
- 配信する機器を選ぶ
- 必要な機材をそろえる
- 配信する
上記のステップに沿って配信方法を決めていけば、誰でも自分に合った方法でVTuberデビューできます。
本記事を参考にして、VTuberへの1歩を踏み出してみてください。
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