- スマホで簡単に3Dアバターをつくりたい
- MakeAvatarの使い方を知りたい
- MakeAvatarの評価は?
スマホで3Dアバターを制作できるアプリは数えるほどしかありません。
MakeAvatarは、パーツを選ぶだけで簡単に3Dアバターを制作できるスマホアプリで、有名アニメともコラボしています。
しかし、発展途上のサービスなのでくわしい情報が公開されていません。
本記事では、MakeAvatarの使い方やサービス内容について、実際に使ってみた感想をふくめて紹介します。
MakeAvatarでできること

MakeAvatarとは、株式会社Gugenkaがリリースしている3Dアバターを制作できるスマホアプリです。
オリジナルのミニキャラクターをはじめとした4種類の3Dアバターを制作できます。
完成したアバターはVRChatや各種制作ソフトにアップロードし、実際にVRSNSで利用できます。
作成できるアバターの種類
MakeAvatarで作成できるアバターは4種類です。
- 化体(8等身)
- ちび化体(3等身)
- 極ぽり
- モチポリ
化体は8等身の一般的なアバターですが、ちび化体はMakeAvatarでしか再現できない3等身のミニキャラです。
極ぽりとモチポリはアニメやサンリオとのコラボアバターとして用意されているため、実際にカスタマイズできる要素はほとんどありません。
連携できるサービス
MakeAvatarで作成したアバターは、以下の連携サービスにアップロードできます。
- VRChat
- VRoid Hub
- バーチャルキャスト
- THE SEED ONLINE
- DOOR
VRSNSで連携しているサービスはVRChatのみです。VRoid HubやTHE SEED ONLINEはアバターを閲覧するサービスなので、実際にアバターを動かせるわけではありません。
詳しい連携方法は、以下の公式ガイドを参考にしてください。
MakeAvatarでアバター作成する方法4ステップ

MakeAvatarでアバターを作成する方法は以下の4ステップです。
- アプリをダウンロード
- アバターの種類を選ぶ
- パーツや色を選ぶ
- アップロード
MakeAvatarは、アバターの種類とパーツを選ぶだけで簡単に3Dモデルをつくれます。具体的な手順は以下のとおりです。
1.アプリをダウンロード
まずは、MakeAvatarのアプリをダウンロードします。
AppStoreとGooglePlayストアのどちらにも対応しているので、デバイスにあった方法を利用してください。
2.アバターの種類を選ぶ
アプリを起動したらアバター選択画面に移行します。アバターの種類はスライドで変更できるので覚えておきましょう。
アバターを選択したら「はじめる」をタップしてください。
3.バーツや色を選ぶ
アバターの編集画面に移行したらパーツや色を選択します。髪や目といった顔パーツを中心に編集しましょう。
4.アップロード
アバターが完成したらアップロードボタンを押します。
化体はVRChatに対応していません。
アップロードできるサービスは、アバターの種類によって変わります。
また、アップロードする際にはXMarketアカウントが必要なので覚えておきましょう。
XMarketと連携してコラボ衣装を使う方法

MakeAvatarでは、同社のサービス「XMarket」と連携してコラボ衣装を利用できます。具体的な手順は以下のとおりです。
- XMarketで購入
- MakeAvatarでログイン
- アップロード
XMarketでは、進撃の巨人やリゼロ、初音ミクといった有名タイトルとコラボしていますが、MakeAvatarでの改変はできません。
MakeAvatarで編集できるコラボアバターは少なく、期待しているような活用はできないため注意しましょう。
MakeAvatarのレビュー

実際にMakeAvatarを利用してみたので使用感や問題点を紹介します。
結論としては、MakeAvatarは2023年6月時点で3Dアバター制作ソフトとしては利用するのがむずかしいと判断しました。
具体的な理由を解説します。
パーツ素材が少ない
MakeAvatarはパーツ素材が数えるほどしかありません。
パーツが最も多い「ちび化体」ですら顔パーツ12個と目パーツ4個しか編集できる項目がないため、アバターのパターンが限られます。
色は自由に変えられますが、アバター制作を目的としている方にとってはかなり物足りないと感じました。
有名アニメとのコラボキャラを使えない
有名アニメやVTuberとコラボしたアバターが公開されていますが、実際に改変できるアバターは一握りです。
イベントや観賞用として利用できるものの、権利の関係で実際に編集やアップロードができないのは残念なポイントでした。
とはいえ、リリースされて日が浅いサービスなので今後のアップデートに期待しましょう。
VRChatへのアップロードが有料
MakeAvatarからVRChatへアップロードする際には、有料のチケットを購入しなくてはいけません。
3Dアバターを求めている方の多くは、VRChatを中心としたVRSNSでの使用が目的です。VRChatへのアップロードが有料であれば、わざわざMakeAvatarを使わなくてもよいでしょう。
近年は無料で実用的な3Dアバターを自作できるソフトがリリースされているので、あわせて参考にしてください。

まとめ:MakeAvatarは発展途上の3Dアバター制作アプリ
本記事では、スマホで3Dアバターを制作できるアプリMakeAvatarについて紹介しました。
スマホで利用できて有名アニメとのコラボもしていますが、リリースされたばかりでまだまだ実用的ではありません。
とはいえ、開発元の株式会社Gugenkaは多くの有名VRイベントを手掛けており、コラボ相手も含めてVR関連の十分な実績があります。
今後、実用的な3Dアバター制作ソフトがリリースされる可能性も否めません。MakeAvatarとあわせて運営企業の動向もチェックしておきましょう。
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